臨床検査科

超音波検査

超音波検査室

心臓超音波(所要時間:20分)

超音波を利用して心臓の大きさや動き、弁の状態や血液の流れなどをみる検査です。

経食道心臓超音波

胃カメラと同じ大きさの管を飲み、心臓超音波検査では見えにくい部位を検査します。

腹部超音波(所要時間:15分)

肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓・子宮や卵巣・前立腺などの実質臓器を中心に観察します。

  • 肝臓:脂肪肝の程度、肝腫瘤の有無などを観察します
  • 胆嚢:胆嚢炎、胆石・ポリープの有無などを観察します
  • 膵臓:膵炎、膵嚢胞、膵癌の有無などを観察します
高度脂肪肝の状態です。
胆嚢結石疑いです。
体位変換をして可動性の有無も観察します。

乳腺超音波(所要時間:15分)

乳房全体の状況や乳腺・乳管、しこりなどの内部を観察します。若年者(40代以下)では乳腺が豊富なため、マンモグラフィーよりも有効な場合もあります。マンモグラフィーに比べ乳房を圧迫する必要がなく、痛みもありません。

乳腺の超音波画像

健常右乳房水平断面図の超音波像(2画面合成による)

甲状腺超音波(所要時間:15分)

甲状腺実質の状態や血流、しこりなどの内部を観察します。
甲状腺の大きさを計測し、腫大の有無を確認します。
頸部リンパ節の有無も観察します。

バセドウ病

血管超音波(所要時間:20~30分)

下肢静脈瘤や、下肢動静脈、上肢の動脈、腹部大動脈など血管の状態を観察します。

静脈瘤の逆流
深部静脈血栓

整形超音波

筋肉・腱・神経・骨表面などを観察します。

表在超音波

全身の体表にできたしこりや膨隆部を観察します。

超音波ガイド下穿刺

肝臓・乳房・甲状腺にできたしこり等の病変部に対して超音波画像で確認しながら穿刺、吸引生検を行います。
技師は、超音波装置の操作を担当します。

乳腺の腫瘤に穿刺針を刺して、組織を採取します。
イメージ図


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