小児系

小児外科

小児外科について

小児外科部長 深堀ふかほり すぐる

この度、2022年8月1日より、新しい診療科として小児外科を開設させて頂くことになりました。

小児外科とは、小児の消化器外科疾患に加え、気管・肺疾患、腎臓・膀胱などの泌尿器疾患、卵巣疾患、陰部異常、臍の異常、鼠経ヘルニア・陰嚢水腫、睾丸異常(停留精巣、移動性精巣、精巣捻転)などを対象とする、子どもの一般外科です。これらの疾患の中で、特に診療機会の多い、鼠経ヘルニア、停留精巣、急性虫垂炎、臍ヘルニア、包茎などを主に扱っています。対象年齢は、0歳から15歳までですが、15歳を超えても小児外科で手術した病気が関係する症状でお困り場合は、そのまま小児外科で診療を行います。また、状態に合わせて成人医療へ移行していきます。障害のあるお子さんで、経口摂取が十分に出来ないお子さんへの胃瘻造設等に関する診療経験も豊富ですので、お気軽に相談下さい。

小児の創傷処置

お子さんの、「包丁で切りました」「転んで怪我してしまった」といった傷の縫合や消毒処置、動物に噛まれた、火傷したなどの外傷の処置、などにも対応しています。

これらの小児外科対象疾患に加え、便秘などの小児消化器疾患、胃食道逆流症(GERD)の診療も得意としておりますので、お困りのお子さんがおられましたらご紹介頂けますと幸いです。久留米学病院小児外科と連携を密に保ちつつ、お子さんとご家族に最善の治療を提供出来るよう、努めてまいります。

フットワークの軽い身近な小児外科診療を目指しておりますので、お気軽にご相談頂けます様、何卒宜しくお願い致します。

医師紹介

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小児外科部長 深堀ふかほり すぐる

平成9年医師免許取得

専門領域
消化管機能(成人・小児)、小児外科
専門医等
日本消化管学会専門医・指導医、医学博士、日本外科学会専門医・指導医、日本小児外科学会専門医・指導医、日本小児血液・がん学会小児がん認定外科医、日本静脈経腸栄養学会認定医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本消化管学会胃腸科指導医
所属学会
日本消化管学会 (代議員) 、日本外科学会、日本小児外科学会 (評議員)、日本臨床栄養代謝学会、日本小児・血液がん学会 (評議員)、日本内視鏡外科学会、日本小児栄養消化器肝臓学会、Pacific Association of Pediatric Surgeons (Member)、九州外科学会(評議員)