診療技術部

診療放射線科

医療の高度化に伴い最新の医療機器を駆使し、質的診断価値の高い画像を提供すると共に患者さんへ心豊かな医療が実践できるよう日々努力しております。

基本方針

① 親切な応対と丁寧な検査の実践
② 他部門とのよりよい連携
③ 最良技術の積極的取り入れ
④ 撮影線量の最少化

スタッフ数

  • 診療放射線技師:10名(男性5人/女性5名)

認定資格

  • 検診マンモグラフィ撮影認定技師:2名
  • X線CT認定技師:1名
  • 肺がん検診CT認定技師:1名
  • Ai認定診療放射線技師:1名

各種装置

一般撮影室

一般撮影(レントゲン)はもっともポピュラーな検査で、 同仕様の部屋が2部屋あります。令和3年7月に富士フィルムメディカルのCALNEO シリーズを導入しました。FPD(フラットパネル)方式により、従来方式より被ばく線量を半減することができます。

  • X線装置:東芝製KXO-50
  • 画像処理:富士フィルムメディカル CALNEO シリーズ

骨密度測定

骨粗鬆症を早期に診断し治療することで、骨折を予防することができます。 当院では、DEXA(Dual-Energy X-ray Absorptiometry)法を用いた骨密度測定を行っています。

  • 装置:米国HOLOGIC社製 Horizon Wi
        (2018年4月導入)

乳房撮影室

当院は、「日本乳がん検診精度管理中央機構」の認定を受けた施設です。 撮影は“検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師”である女性技師(うち2名A判定)が担当しています。

  • 装置:GE Healthcare Senographe Pristina™
        (2018年12月導入)

透視撮影室

検診胃透視をはじめ、様々な透視下検査・処置に対応するため3室の透視撮影室を備えています。
その内2室は2021年11月に最新の装置に更新しました。
透視を受像する検出器(FPD)は従来の装置より更に高感度・高画質となり、低被曝な放射線診療に寄与しています。
受像範囲も14×14inchから17×17inchと広範囲の透視像が観察可能となりました。

  • X線透視装置:CANON社製 Ultimax-i、Astorex-i9、ZEXIRA

Ultimax-i

Astorex-i9

CT室

最新型256列マルチスライスCTを導入しました。 一回転で16㎝の撮影が可能となり、検査時間短縮、撮影回数減少、造影剤・X線被ばくが大幅に軽減されます。

  • 装置:GE Healthcare Revolution CT 256列
        (2018年12月導入)

Angio CT(血管造影)室

高精細フラットパネル血管造影装置とマルチスライスCT による連携で、病巣部のより正確な立体把握をおこない、確実な治療につなげています。

  • 撮影装置:東芝製 Infinix + Asteion4

MRI室

磁場強度1.5TのMRI装置により超早期脳梗塞の描出をはじめ、造影剤を使用しない血管や膵胆管系の描出、X線撮影では分かりにくい骨折の描出などに優れています。

  • 撮影装置:東芝製 Excelert Vantage

病棟撮影

X線撮影室への移動が困難な患者様のレントゲン撮影のため、ポータブルX線発生装置を備えています。患者様は病室で寝たままX線検査を受けることができます。令和3年3月に富士フィルムメディカルのCALNEO AQROを導入しました。撮影したその場で画像を確認・転送できるため迅速な診療に役立ちます。

  • X線装置:日立製 シリウス130HP、富士フィルムメディカル:CALNEO AQRO

手術室業務

整形外科領域をはじめ、手術中にX線透視やX線撮影が必要な場合、透視装置とX線撮影による画像で手術をサポートしています。

  • 透視装置:Philips製 Pulsera・Endura