医療機器紹介

MRI

東芝メディカル社製 Excelert Vantage Atlas(1.5T)

MRI装置は高磁場内で微弱な電磁波を照射することによって体内組織を画像化する装置で、人体をあらゆる角度から観察することができる装置です。当院のMRI装置は、内径が比較的広く世界最短軸(奥行きが短い)の全身用装置です。
比較的圧迫感が少なく、患者さまの不安を少しでも和らげることができると思います。

MRI装置の特徴

  • ディフュージョン(拡散強調)画像を撮影することにより、CTスキャンでも困難な 超早期の脳梗塞の描出に優れ、ガン病巣部の描出も期待されています。
  • レントゲン撮影ではっきりしない骨折の診断や、その骨折が新しい骨折なのか古い骨折なのかを 判断することができます。
  • 造影剤を使わずに血管や胆管・脊髄腔を描出することができます。
  • VSRADを行うことで早期アルツハイマー型認知症の診断を支援することができます。 (※VSRADの結果だけでアルツハイマー型認知症の診断を行うものではありません。)
  • ワークステーションとの連携で3D立体画像の構築が可能です。(※一度の撮影画像を元に色々な方向から観察することを可能し、立体的な把握が容易になります。)

早期脳梗塞

腰椎圧迫骨折

間板ヘルニア

造影剤を使わずに 描出した例

脳血管(動脈)

下肢動脈

下肢静脈

MRCP(胆のう・胆管・膵管)

ミエログラフィ(脊髄腔)