医療機器紹介
CT装置を更新しました(2018年12月)
GE Healthcare Revolution CT 256列
従来の検出器に比べ100倍の高速X線応答特性を持つガーネット検出器と、高速フルデジタルDASの組み合わせで2.5倍の高密度データ収集が可能となりました。
これにより患者さんへのX線被曝を軽減しながら画像の高分解能化(0.23mm)を実現しています。
160mm幅のワイドカバレージ検出器により心臓の冠動脈を1心拍で撮影できるため、高心拍や不整脈に強く、1回転0.28秒の高速回転でブレの少ない画像が得られます。また、心拍変動による血管のズレが解消され、鮮明な画像を得ることが出来ます。
頭部の撮影においては、1回転で撮り終わる高速検査を可能としているため、認知症の患者さんや高齢者、小児など体動ある患者さんにも動きの無い撮影が可能になりました。
デュアルエナジーX線を使用することにより、造影検査における造影剤の使用量を低減しつつ、高画質の3D画像を構築することができます。
開口部(トンネル)が以前の機器より約10㎝広くなり、圧迫感が軽減されました。
Contactless slip ring and Whisper Drive system
データ転送だけでなく、電源供給も非接触の設計になっています。ノイズの影響を極力受けず、データ転送40Gbpsを達成します。
Advantage Workstation
Ver.4.4➡Ver.4.7へ進化しました。 デュアルエナジー画像に対応し、臓器別の認識能や微細血管の認識能を高め画像処理時間を短縮することが可能となり、日常診療に、より迅速に対応できます。